どうして「だるまっこ市」という名前にしたのか。
修善寺温泉街周辺では、「だるま山」の麓で育つ地域の子供たちのことを「だるまっ子」と呼んでいます。
始まりは定かではないですが、元気に強く育ってくれるようにとの願いが込められているとか。
学級目標や学級通信にも「だるまっ子」という言葉が使われていて、地域住民にも馴染みが深い言葉です。
他にも、修禅寺の境内には、だるまの顔が掘られた「だるま石」が置かれていたり、「益山寺」ではダルマ市も開催されていたり。
これまではあまり着目されてきていなかったのがどうして?と疑問に思うほど、修善寺温泉にゆかりの深いモチーフなのです。
見た目が愛らしく、縁起物で、日本の伝統工芸でもある「だるま」。
すくすくとイベントが育ち、修善寺温泉街を盛り上げていってくれるように、との願いを込めて「だるまっ子市」としました。
今後は、地域の小学校とも連携して、子供たちと商品計画や販売を通じた体験学習もしていけたらいいなと思っています。